IG証券でポジションを日をまたいで保有した場合にはファンディングコストというものがかかってきます。ファンディングコストというのは、トレーダーの取引は通常レバレッジを効かせた証拠金取引ですから、本来必要な取引代金の全額は不要なのはご承知の通りです。

その分、取引に必要な残りの金額はIG証券がトレーダー各位に貸与している状態にあるわけです。そのため、日をまたいでポジションを保有すると、トレーダーが借りている分に金利手数料が発生するというわけです。FXやスポットメタル取引においてはトムネクストレート+手数料、商品やその他の先物はスプレッドにそれらが含まれているのでファンディングコストはかかりません。

IG証券でのファンディングコストの起算としては日本時間7時(夏季は6時)をまたいでポジションを持ち越した場合に発生します。ファンディングコストはトレーダーが支払うだけでなく、受けることもありえます。

それはポジションにより違っていて、買ポジションを持ち越した場合は指標金利+2.5%をトレーダーが支払い、売りポジションを持ち越したら指標金利-2.5%をトレーダーが受け取れます。

ただ、指標金利が低金利のケースにおいては売りポジションでもコストを支払うことになります。商品直物CFDにおいては、通常取引で±0.3%、ミニ 取引で±0.8%、株価指数CFD(直物)のミニ取引においては±3.0%となります。

この点もまた取引手数料などと共にしっかりと理解しておきましょう。受け取る分にはいいかもしれませんが、支払う場合は経費になってしまいます。

ほかにスワップポイントも日をまたぐとゲットできる

FX取引においては日をまたぐとスワップポイントを受け取ることもできます。IG証券のスワップポイントは、ロールオーバー方式で自動的に受け渡し日を繰り延べ、その際に発生する2通貨の金利差相当分のことです。

IG証券ではロールオーバーの時間を日本時間で火曜~土曜の午前7時(英国夏時間帯-1時間))としており、そのタイミングでスワップポイントの計算を始めます。日本時間で木曜日(ロンドンがまだ水曜日のとき)にポジションを持ち越すとロールオーバー方式では金曜日(水曜日の2営業日後)~月曜日まで繰り延べたことになるので、3日分のスワップポイントの受け払いが行われます。

気をつけたいのは、スワップポイントや受け払いされる日数が通貨ペアごとに異なっている点です。これは日々変化しているため、最新のスワップポイントは取引システムやホームページで確認するようにしましょう。スワップポイントの更新は原則16時以降に行われます。ただし、その表示スワップポイントもあくまで予定金額で、確定額は口座残高に反映された時点となるので、その点は承知しておきましょう。

このようにIG証券を始め、FX取引などで日をまたぐ場合には別途受け取ったり、支払ったりするコストがあるので、それらはしっかりと理解しておくべきです。